オロハ30
作成日:2019/12/25

最近、「ちどり」という準急列車について、記事を読む機会がありました。C56に牽引された3両編成の列車という事と、合造車が使われているので、模型的には魅力ありそうです。
短編成が好きになっているのと、C56の出番を増やす良い機会と思い、何とかならないか考えてみました。
合造車である、オロハ30を何とかすれば、後は、既製品でなんとかなりそうなので、まずは最大の難関である、オロハ30を作成する事にしました。
これも諸先輩の皆さまの素晴らしい作例があり、特に戸惑う事はありませんでした。
オロ30とスハ二30を切り継いで作成します。リベットがあるので、うまく切り継げるのかな?という懸念がありました。
オハ二30の側面を切り取ります。昔の構造なので、床板と側板を切り離すのが一苦労です。レザーソウで側面を切った後、床板と側面の間をカッターで切り離しました。
同じようにオロを切り取りました。なるだけ直角になるように、幅も調節が少なくなるように切り取るのに一苦労です。
側板をきっちりはまるように調整したつもり・・ですが。削りすぎです・・。リベットがあり、パテで処理するのが難しいので、一旦このままにしておくことにしました。離れてみればわからないだろうという事で・・。
床板はスハニのままなので、座席を移植します。オロの床を薄く削りました。目の粗いヤスリで、ガリガリと削っております。
座席は接着剤で張り付けておきました。
室内灯を付けるので、集電用の穴をあけ、切り出した銅板を取り付けておきました。
編成を組む、スハフ33・オハフ61と一緒に塗装しました。
塗料はモリタのブドウ色1号で、エアブラシを使いました。グリーン帯のマスキングを外すときはドキドキしますね。
外板の継ぎ目が消えてませんが、大目に見て頂ければと思います。
インレタは今回”も”全てくろま屋さんのものを使いました。安定のくっつき力で、何の苦労もありませんでした。
室内灯は当初KATOの純正品を入れておりましたが、プリズムと位置をうまく合わせるのが難しい為、夕庵式に変えました。道光部も含めての一体型なので、こちらの方が良いと考えた結果です。
屋根を元通りにはめ込めば完成となります。
側板の継ぎ目が目立っていますが、まあ気にしない。室内灯も暗いですが、かえって昔の客車っぽいかなと思い、特になにもしませんでした。トイレ窓を白く塗るのを忘れてます。画像を見ていて気付きました。そのうち直す事にします。それはともかく編成を組んで走らせるのが楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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