151系に連結器をつける
作成日:2020/9/22

かなり前にマイクロエースから出た、「国鉄151系つばめ サヤ420・ED73 14両木箱セット」というのを買っていました。
ケースはがっしりしたかなり立派なつくりで、高級感がありました(そのころのマイクロエースは、高級感を出すとか車両そのものとは違った売り方が上手であったと思います)。
しかし動力の不調に悩まされた結果、KATOの151系と入れ替えました。ケース類も処分してしまいました。
ケース全体をちゃんと写真とっておけばよかったなア、と今更ながら思います。モーターを交換したりパンタグラフを交換したり、LEDに交換したり、とにかく手をかけた列車でした。面長な感じ等表現が独特な部分もあり、再現度については賛否両論のようです。私はあまり違和感を感じませんでした。
・・というのが、マイクロエースの151系の思い出で、ここからが本題です。前振りが長くてすみません。

KATOの151系は時代設定が違うので、当たり前ですが、連結器が露出した状態では製品化されませんでした。セノハチもやりたい、九州乗り入れもやりたい派なので、連結器がないのは少し困りものです。
ないのならつけてしまえば良い、という事でAssyの部品を買ってきて、ジャンパ栓用と連結器用の穴をあけました。
仮に連結器を付けてみて、高さを確認しているところです。考えていたよりも連結器の位置が高い事がわかりました。
取り付け位置やスカートの開口部を調整し、ちょうど良い高さに調整しておきました。
ジャンパ栓は適当なジャンクパーツを貼り付けておきました。
連結器をスカートにつけられるようにするために、489系用のAssyパーツのスノープラウを薄く削って外から見えないように加工し、スカートに接着しました。
連結器を付けたスカートを床板にはめ込めば、スカートの加工は終わりとなります。
車体側に付いている連結器カバーを外した状態にするため、デザインナイフで丁寧に切り出します。
切り出した連結器カバーを非改造のスカートに接着することで、(スカートを交換する事により)連結器カバーが付いた状態も再現できるようにしておきました。

まだご紹介していないのですが、キハ81系で同じ加工をしておりその時の経験が役立っています。多少隙間が開きますが走らせている分には気になりません。
これで、改造は完了です。

連結してみるとずいぶん高さが違いますが、サヤ420側の問題と思われます。交換用のスカートも良い感じに出来ました。九州乗り入れの時期を再現するには、細かい所が違うのですが、そこは気にしないという事で行きたいと思います。

以上でこの記事は終わりです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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