C57 11
作成日:2022/2/9

以前C57のかもめデフをお試しで作成しました。3Dプリンターで、どこまで出力されるのか興味があったので、ダメもとで試したところ、意外と細かく出力されていました。それならば、と急遽C5711(風)に改造してみる事にしました。
これが出力したデータです。デフはもちろんのこと、ナンバープレートや増設された明かり採り窓も出力しておきました。
デフの模様やナンバープレートは細かすぎて、ちゃんと出力されないだろうと思っていたのですが、結構しっかり出ていてびっくりです。

黒のスプレーで塗装した後、金色や銀色を塗り重ねます。小さい筆で試したのですが、どうしてもはみ出してしまうので、私の場合はドライブラシの手法で、何とかここまで持って行くことが出来ました。
デフの塗装が終われば、後は組み立てるだけです。
一旦、フロントまわりをバラバラに分解します。手すり部分を外す時は、壊さないかとヒヤヒヤしました。
デフは、デザインナイフで外側から少しずつ切れめを入れ、切り離しました。他の場所を傷つけないよう、少しずつ切っていきました。

上部のステーはそのまま残しました。これも間違って折ってしまわないよう、細心の注意を払いました。
一旦ボディにはめてみて、感じを掴んでいる所です。デフを取り付ける工作の流れをつかめていないので、こういうひと手間はとても大事。
デフを切り取ったところは、軽くヤスリをかけました。やりすぎるとまわりのディテールまで削ってしまうので、ほどほどで止めます。
デフをゴム系の接着剤を少し付けて取り付けました。
そのままですと接着力が足りません。紙を細く切りだし、瞬間接着剤で固めました。細いステーも紙で補強してあります。実用に耐えられるかどうか、これからの課題です。

今回のデータではステーが細すぎで、あっという間に折れてしまうのは間違いないと思います。薄い紙を裏に貼り付けておくことで、少しでも破損を抑えようとしています。
明かり採り窓を付けるために穴をあけます。場所は写真からおおよその位置を決めました。
パーツをはめ込んで、固定します。窓の中についている十字は、パーツが変形しないように付けている補強材です。
付け終わったら、真ん中の補強材を切り取っておきました。
ランボード・テンダー・明り採り窓に色をさしておきます。煙突は細いテープに金色を塗り、そのテープを巻きつけておきました。
窓ガラスをはめた時に気付いたのですが、ちょうど明かり採り窓部分に切り欠きがあります。意図的かどうかはともかくとして、今後のバリエーション展開に期待が持てます。
元通り組み立てて完成としました。デフとキャブの明かり採り窓の他は製品のままなので、雰囲気のみですが、かもめを牽引させて楽しもうと思います。

これでこの記事は終わりとなります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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