MicroAceのオハネフ12
作成日:2021/4/25

先日たまたま中古屋さんをのぞいたら発見した、MicroAceのオハネフ12。どうするか迷ったのですが、トイレ窓の表現がKATO製品と違うので、見た目のバリエーションを楽しもうというつもりで買い、車体をばらして室内灯を付けました。
MicroAceの10系客車全般に言えますが、前身のシナノマイクロ時代の構造がそのまま受け継がれており、台車を固定するネジが車体を貫いて天井にねじ込まれるようになっています。ですので、KATOやTOMIX製品に慣れていると分解方法に戸惑います。
私もMicroAceの客車は久しぶりで、すっかりやり方を忘れてしまい、床板を外そうとして外せず苦労しました。上の方に写っている、長ーいネジが車体全体をまとめているのです。最初にこれを外さないと、車体の分解が出来ません。
分解したら、室内灯を入れます。手元にあった、今は無き”イルミ”です。集電用ばねの近くに丸い穴が開いており、昔からこれがなんのためなのかわからずにいたのですが・・。
今回はじめて気づきました。車体を固定するネジ穴を避けるためについていたのですね。寸法もぴったりでした。ちなみに反対側はついていないので、ドリルを使って穴を空けておきました。
室内灯を付け終わったら、座席を裏返しにしてはめ込み、次にテールランプのONOFFスイッチを取りつけます。すべて裏返しにした状態です。
次にウエイトです。向きが決まっているので、間違わないように置きます。
床下をはめ、台車を被せます。
最後にネジをしめます。ネジをしめる前に何かの拍子で車体を倒したりすると、床板やウエイトがばらけ、一から組み立てをやり直しになります。この緊張感がしびれます。
室内灯がつくかを確かめている所です。古いMicroAceにありがちな”腰の高さ”は、KATOと比べてみたところなさそうですので、今回は修正しませんでした。
これで完成という事にしました。テールランプも明るく輝き、とても良い感じです。走らせるのが楽しみです。

以上でこの記事は終わりです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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