メンテナンス記 1
作成日:2017/12/2

先日、貸しレイアウトで遊んでおりました。遊び終わったら、メンテナンスのお時間です。私はずぼらなので、走らせた全車両のメンテナンスはしませんが、走りを眺めていて、ギクシャクするとか、室内灯のちらつきが激しいなど、特に具合が悪い車両を選んで行っています。室内灯がちらつくなんてのは、だいたいメンテをすれば治ります。
C62のゴムタイヤが、走行中に切れました。これを交換するのは、面倒なんですよ。サイドロッドを外すのが気を使います。ピンを飛ばさないか心配で。いつもヒヤヒヤしながら、ピンセットを使って、動輪との間でテコのように、そーっと外しております。外すと、ゴムがヨレヨレに伸びきっているのがわかります。

この状態だと、仮に切れていないとしても、動輪とゴムタイヤが空回りして、牽引力が大幅に低下してしまうのです。余談ですが、私の父親はこういう状態になったゴムの事を、「ゴムがカゼをひく」と言っておりました。
今回交換したC6229。機関車によって、ゴムタイヤの持ち具合が違う気がします。使用頻度の差や、牽引している両数の違いから起きているのか。気のせいかもしれませんが・・。
マニの反射板が片方無くなっておりました。多分、レンタルレイアウトに落としてしまったので、永遠に見つかる事はないでしょう。これは、銀河のパーツを使って、付けなおしておきます。接着剤が少々見苦しいです。
今回特に調子の悪かったEF58を分解しました。モーターのうなりとギクシャクが気になりました。ギクシャクが気になると言っても、そこはKATO製。ほんのわずかなものですがメンテしておくことにしました。

分解すると、集電板のピボットが真っ黒になっておりました。ここの掃除は面倒なので、放置しておりましたが、やるしか無い感じです。
考えた末、リューターにティッシュを巻きつけ、そこにコンパウンドを付けて、ピボットに押し付ける事にしました。その状態で回転させれば、綺麗になるだろうという目論見です。
うまくいくか不安でしたが、結果綺麗になりました!ティッシュも真っ黒になってしまっています。先端が破れないように手加減する必要がありますが、これならはかどりそうです。
こんな感じにピカピカにすることが出来ました。これで集電は心配なくなりました。
後で気づいたのですが、綿棒を半分に切って、リューターに差し込む手がありました。こちらの方が、簡単に作業できるので、おすすめです。
整備の完了したEF58。これで、元気に走ってくれるはずです。元々ヤフオクで改造品として売っていた物を安く購入したものです。当鉄道で、青大将牽引機の一翼を担い、登板の回数は多目です。まだまだ頑張ってもらいます。

余談ですが、昔は大窓機が好きだったのに、最近は小窓機のほうが好きになってきました。年齢と共に好みが変わる一例かな、などと考えておりました。

今回のメンテナンスは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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