マイテ49旧製品のテールランプ点灯化
作成日:2022/8/18

長く休車状態で置いてあったマイテ492。新製品が続々発売された関係で放置状態でしたが、テールランプ点灯の改造をして、復活させました。
他形式作成の為、台車を片側だけ取られた状態のマイテ492です。この状態で10年近く放置されていました。
一旦バラバラにしておきます。旧製品なので爪を折らないかとヒヤヒヤしっぱなしです。
あわよくば流用しようともくろんでいる、マイテ58の床下と比べてみているところ。まず必要な部分に穴を開けておきます。
・・と、やってしまいました。力をいれすぎて、破損してしまいました。軟質のプラなので、接着剤でもくっつけづらいし、替えのパーツが入手できるわけでもないですし。
結局、ゴム系のボンドで軽く接着して終わりとしました。離れていればほぼ気付きません。
室内が全然違いますので、床板の流用はあきらめ、点灯機構は現物にあわせて改造していきます。
ボディの床には穴をあけ、ライトユニットを組み入れるスペースを作っておきました。また尾灯・テールサインの導光材を通す為に、展望室窓の下にも逃げを作ってあります。
ライトユニットは薄くて扱いやすいレムフ10000のAssyパーツを使います。ウエイトと干渉するため、仮置きして配置を考えている所です。その結果元々の集電板はつかわず、新たにつくることにしました。
集電板を銅板から切り出し、ライトユニット・ウエイト・室内灯を置くとこんな感じです。
ライトユニットは集電版と直にはんだ付けしました。ウェイトはマスキングテープで絶縁してこれも接着剤で固定しています。

テストで通電したところ、問題なく点灯しました。
最終的に床下とボディはこんな感じになります。ボディについている白のプラバンは、集電板を押さえるために付けました。
導光材は適当な長さにカットし、床板にゴム系の接着剤で固定しました。
元々のライトケースを被せていますが、きっちりはまりません。ここはこういうものとして誤魔化してしまいます。
元通り組み立てて一旦完成としました。ところどころ光漏れや隙間がありますけど、遠目には気にならないと思います。
一旦完成としていたマイテ49ですが、最新のものと比較すると、車体色が違うのが気になり始めました。
旧製品の色はどちらかと言えば、ブドウ色2号に近く、明るく見えるのですね。帯色も少し透けている感じがします。
車体はシンナーで薄めた黒を軽く吹き、帯色は新たに塗りなおしました。多少吹き込みがありますが、つまようじで軽く削って、修正しておきました。
屋根の一体成型されたベンチレータ―は削り落とし、KATOのAssyパーツに置き換えました。
元通り組み立てて完成としました。ところどころ部材の合いが悪いのですが、走らせていれば気になりませんので、OKとします。8年以上放置されていた客車が蘇った、という事でめでたしめでたし。

これでこの記事は終わりとなります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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