アメリカ海軍軍装のホームページ 制服・着用法
参考資料
■胸に付ける徽章 (BREAST INSIGNIA) (Article 5201)
  1. 指揮官徽章(Command Insignia)について

    1. 設定された徽章は以下のものがある。

      Command at Sea
      Command Ashore/Project Manager

    2. 着用方法について。資格のある士官で、海軍大佐かそれより下の士官は、指揮官徽章を付ける。全ての制服には小型の徽章をつけるが、フルドレスのみ大型になる。

    3. 指揮官徽章の着用方法

      1. 現在その職にあるもの

        1. 指揮官徽章を右胸、ポケットの上0.25インチの位置に付ける。右胸にポケットのない制服の場合は、略綬・フルメダルを付ける位置と同じ高さにあわせること。名札(name-tag)を付ける場合は、名札の上0.25インチの位置に付ける。ディナードレスの場合は右襟に付けるが、男性の場合、襟の切込みから3インチ下に、女性の場合は、肩の線と裾の間で上から1/3の位置につける。

        2. フルドレスを着用する場合は、略綬の上0.25インチの位置に指揮官徽章を付ける。

        3. 複数の指揮官徽章を付ける場合、真反対の位置に付けること。

      2. 過去その職にあったもの

        1. 過去その職にあった場合も指揮官徽章を着用可能だが、その場合は一つだけで、もし二つ以上ある場合にどれを選ぶかは、個々にまかせられている。また現在もなんらかの職にある場合は、同じ種類の指揮官徽章は付けない。

        2. 左胸ポケット上0.25インチの中心に付ける。もし、徽章を二つつけている場合(Secondary Insignia)は、その徽章の0.25インチ下に付けるか、ポケットのフラップに付けること。指揮官徽章とID章(identification badge)を同時に付ける場合は、男性の場合、ID章の0.25インチ下に指揮官章を付け、女性の場合は、左胸ポケットの0.25インチ上に付ける(略綬・徽章が付く場合はさらにその上)。

        3. ミニメダルを付ける場合は、指揮官徽章をミニメダルの0.25インチ下に付ける。

        4. フルドレスを着用する場合、指揮官徽章をフルメダルの最下端から0.25インチ下に付ける。女性はポケットかフルメダルか徽章の0.25インチ上につけること。フルドレスホワイトの場合、フルメダルやID章などが、胸ポケットの下の縫い目より下にはみ出てはならない。

  2. 資格徽章(Warfare and Other Qualification Insignia)

    1. 着用を許されている徽章について。以下は各区分ごとにアルファベット順に並んでいる。他軍の徽章類の着用は認められていない。他国の資格徽章については、海軍長官(Secretary of the Navy)に認められた場合のみ着用する。

      1. 飛行士関連(Aviation Warfare Insignia)

        • Naval Astronaut
        • Naval Astronaut (NFO)
        • Naval Aviator (Pilot)
        • Naval Aviation Observers and Flight Meteorologists
        • Naval Flight Surgeons
        • Naval Flight Nurse
        • Naval Flight Officers
        • Aerospace Experimental Psychologist and Aerospace Physiologists
        • Aviation Warfare Specialists
        • Naval Aviation Supply Corps

      2. 爆発物処理(Explosive Ordnance Disposal Warfare Insignia)

        • Master Explosive Ordnance Disposal
        • Senior Explosive Ordnance Disposal
        • Basic Explosive Ordnance Disposal

      3. 海兵隊(Fleet Marine Force(FMF)Insignia)

        • Fleet Marine Force Officer
        • Fleet Marine Force Enlisted Warfare Specialist

      4. 海軍工兵(Seabee Combat Warfare Specialist Insignia)

      5. 特殊船舶(Special Operations Warfare Insignia)

      6. 特殊作戦(Special Warfare Insignia)

        • Special Warfare Insignia (SEAL)
        • Special Warfare Combatant-Craft Crewman

      7. 潜水艦(Submarine Warfare Insignia)

        • Submarine (Dolphins)
        • Submarine Medical
        • Submarine Engineer Duty
        • Submarine Supply

      8. 水上艦(Surface Warfare Insignia)

        • Surface Warfare
        • Surface Warfare Dental Corps
        • Surface Warfare Medical Corps
        • Surface Warfare Medical Service Corps
        • Surface Warfare Nurse Corps
        • Surface Warfare Supply Corps

      9. 航空関係(Aircrew Insignia)

        • Navy Aircrew
        • Marine Corps Combat Aircrew

      10. 海洋監視システム(Integrated Undersea Surveillance System Insignia)

      11. 艇長(Officer In Charge/Petty Officer in Charge)

        • Small Craft
        • Craftmaster

      12. パラシュート(Parachutists Insignia)

        • Naval Parachutist
        • Basic Parachutist

      13. 潜水艦関係(Submarine Patrol Insignia)

        • Submarine Combat Patrol
        • SSBN Deterrent Patrol

      14. 深海関係(Underwater Insignia)

        • Diving Officer
        • Diving (Medical)
        • Master Diver
        • Diving (Medical Technician)
        • Diving, First Class
        • Diver, Second Class
        • Diver, Scuba
        • Deep Submergence

      15. 空軍徽章(USSTRATCOMNORAD勤務の時のみ)(U.S. Air Force Space Badge (authorized for wear by qualifying Department of the Navy personnel while attached to USSTRATCOM or NORAD))

      16. 予備役商船(Naval Reserve Merchant Marine)

    2. 着用方法について

      1. ピンで固定する金属徽章は以下の制服に付ける。大小二種類の徽章がある場合、通常は小さい徽章をミニメダルと一緒に付ける。ただし、小さいSmall Craft insignia徽章は、フルドレスを除く全ての制服につける。

        LARGE INSIGNIA MINIATURE INSIGNIA
        SERVICE DRESS BLUE FORMAL DRESS
        FULL DRESS BLUE DINNER DRESS BLUE JACKET
        SERVICE DRESS WHITE JACKET DINNER DRESS WHITE JACKET
        FULL DRESS WHITE DINNER DRESS BLUE
        SERVICE DRESS BLUE(YANKEE) DINNER DRESS WHITE
        SUMMER WHITE TROPICAL DINNER DRESS BLUE
        WINTER BLUE
        SERVICE KHAKI
        WINTER WORKING BLUE
        WORKING KHAKI
        AVIATION WORKING GREEN
        TROPICAL KHAKI
        INDOOR DUTY WHITE

      2. 一つか二つの徽章を、後述する方法にのっとり、以下の作業服に付ける。徽章は金属製か刺繍。刺繍の場合、背景の生地は制服と同じでなくてはならない。

        WORKING KHAKI WINTER WORKING BLUE
        INDOOR DUTY WHITE AVIATION WORKING GREEN

      3. 一つか二つの徽章を、後述する方法にのっとり、以下の作業服に付ける。徽章は刺繍テープ。以下項目も参照のこと。
        苗字の表示(Article 3101.5b)

        NAVY COVERALLS UTILITIES

      4. 金属製の徽章は、安全上問題がある場合には、付けてはいけない。

      5. 徽章は、金色と銀色のものがあり、以下の要領で着用すること。

        1. 銀色の徽章は、二種類の仕上げがあり(anodizedoxidized)、どちらを使ってもよいが、二種類の徽章を併用する場合は、双方の仕上げが違ってはいけない。

        2. 徽章を磨いてもいいが、徽章の細部を損なうなど、必要以上に磨きだしてはいけない。

    3. その他徽章類の着用方法について

      1. 徽章は左胸の一番目の位置(Primary Position)付けるが、二つある場合は二番目の位置(secondary position)にもつける。

        1. 略綬・フルメダルを付ける場合の一番目の位置は、略綬・フルメダルと中心を合わせ、最上端から0.25インチ上の位置になる。

        2. 略綬・フルメダルを付けない場合の一番目の位置は、左胸ポケットに中心を合わせ、ポケット上端から0.25インチ上の位置。カバーオール・ユーティリティシャツの場合は、“U.S. NAVY”(U.S.Navyのテープ(Article 3101.6))のテープの上0.25インチの位置。ディナードレスの場合、男性は左襟の中心で襟の切れ込みから3インチ下の位置、女性は肩と裾の1/3の位置の左襟部分。

        3. 略綬・フルメダルを付ける場合の二番目の位置は、略綬と中心を合わせ、左胸ポケット上端から0.25インチ下に、徽章の最上端をあわせる。フルメダルの場合は、フルメダルの最下端から0.25インチ下に付けること。

        4. 略綬・フルメダルを付けない場合の二番目の位置は、左胸ポケットに中心を合わせ、ポケットの上端から0.25インチ下の位置。ディナードレスの場合、左襟の中心で一番目の位置の0.25インチ下。

      2. 徽章が一つの場合は、一番目の位置につけること。

      3. 複数の徽章をもっている場合、二つを着用するが、以下の方針にのっとって着用すること。

        1. 同じ区分の徽章は、どれか一つのみ着用する。

        2. 戦技資格徽章(Warfare qualification insignia)は、他の徽章より優先する。

        3. 戦技資格徽章が二つあり、区分が別の場合は以下の要領で着用すること。

          1. 直接任務についているほうの戦技資格徽章を、一番目の位置につける。

          2. 直接任務についていない場合、最初に得た戦技資格徽章を、一番目の位置につける。

        4. 着用資格がなくなった場合でも、許可された場合は戦技資格章の着用が許される場合がある。

        5. 金色と銀色両方ある場合は、士官は金色を着用するが、以下の規定がある。

          1. 下士官・兵の資格徽章を取得した人間で士官に昇進した場合、士官の資格規定を満たすまでは、下士官・兵の資格徽章を着用すること。士官の資格規定を満たした後、士官用の資格徽章を着用すること。

          2. 下士官・兵の時にSmall Craft insigniaを得た人間で、士官に昇進した場合は、士官用の金Small Craft insigniaを着用すること。

          3. 下士官・兵で士官に昇進し、士官の資格規定を満たして士官用資格徽章を得た人間で、下士官・兵に戻った場合は、士官用の金資格徽章を着用する。

        6. 下士官・兵の時にCraftmaster insigniaを得た人間で、士官に昇進した場合は、そのまま着用すること。

      ■徽章着用位置参考


  3. 各徽章について

    Astronaut Insignia
    飛行士徽章(Naval Aviator's wing)の盾の上の楕円の中を、流星が右下から左上に流れているデザインになっている、金色の翼を広げた徽章
    Naval Astronaut (NFO) Insignia
    戦術航空士徽章(Naval Flight Officer's wing)の盾の上の楕円の中を、流星が右下から左上に流れているデザインになっている、金色の翼を広げた徽章
    Naval Aviator Insignia
    真ん中に盾が付き、その後ろには鎖のからまった錨を配置した、金色の翼を広げた徽章
    Naval Aviation Observer and Flight Meteorologist Insignia
    真ん中に円が付きその上に銀色の錨がついた、金色の翼を広げた徽章
    Naval Aviation Supply Corps
    Supply Corpsのオークの葉っぱが真ん中についた、金色の翼を広げた徽章
    Flight Surgeon Insignia
    真ん中の小判型の上にMedical Corpsのマークがついた、金色の翼を広げた徽章
    Flight Nurse Insignia
    Flight Surgeon Insigniaと同じデザインだが、ドングリの実はついていない
    Naval Flight Officer Insignia (NFO)
    真ん中に盾が付き、その後ろには交差した鎖を配置した、金色の翼を広げた徽章
    Aviation Experimental Psychologist and Aviation Physiologist Insignia
    真ん中に小判型の円が付き、その上にMedical Service Corps deviceのマークが付いた、金色の翼を広げた徽章
    Aircrew Insignia (AC)
    真ん中に円が付き、その上に錨と"AC"のマークが付いた、金色の翼を広げた徽章
    Aviation Warfare Specialist Insignia (EAWS)
    真ん中に盾が付き、その上に錨と巻物が付いた、銀色の翼を広げた徽章
    Submarine Insignia (SS)
    真ん中に水上を進む潜水艦のブリッジと、その両端にイルカがついた、金色か銀色の徽章
    Submarine Medical Insignia
    真ん中に小判型の円と、その上にMedical Service Corps deviceのマークが付き、その両端にイルカがついた、金色の徽章。真ん中のドングリは銀色。
    Submarine Engineering Duty Insignia
    真ん中に銀色の円があり、その上に三枚羽のスクリューが付く。羽のうち一枚は垂直の向き。そしてその両端にイルカがついた、金色の徽章。
    Submarine Supply Corps
    Supply Corpsのオークの葉っぱが真ん中につき、両端にイルカがついた、金色の徽章。
    Submarine Combat Patrol Insignia
    銀色の徽章。水上を航行しているFlying Fish級潜水艦を真横から見た図案。艇底に波と巻物がついている。哨戒任務を成功裏に終えるとこの徽章をもらえるが、複数の場合、金の星を巻物か波の部分につけて回数を表す。この徽章にはそのための穴が開いている。銀の星は5回を現す。
    SSBN Deterrent Patrol Insignia
    金色か銀色の徽章。潜水中のLAFAYETTE級弾道ミサイル潜水艦と3つの円に囲まれたポラリスミサイルの図案。底辺部には巻物が付いている。金色か銀色の星が巻物部に付けられるが、以下のような意味がある。
    1. 星が付かない銀色の徽章のみの場合、1回のパトロール。
    2. 数が増えるたび金色の星が増える(最高4つまで)。順序は左図を参照。
    3. 銀色の星が1つ付いている場合は、6回のパトロール。
    4. 以降数が増えるたび金色の星が増える(最高4つまで)。順序は左図を参照。
    5. 銀色の星が2つ付いている場合は、11回のパトロール。
    6. 以降数が増えるたび金色の星が増える(最高4つまで)。順序は左図を参照。
    7. 銀色の星が3つ付いている場合は、16回のパトロール。
    8. 以降数が増えるたび金色の星が増える(最高3つまで)。順序は左図を参照。
    1. 金色の徽章になると、20回のパトロール。
    2. 以降の数も同じ手順を繰り返す。
    Surface Warfare Insignia (SWO)
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に軍艦を配置したもの。
    Surface Warfare Dental Corps Insignia
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に割れたオークの葉っぱと、根元に2個の銀色のドングリが配置されている。
    Surface Warfare Medical Corps Insignia
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に割れたオークの葉っぱと、中心に銀色のドングリが配置されている。
    Surface Warfare Medical Service Corps Insignia
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に、斜めの枝が付いたオークの葉っぱが配置されている。
    Surface Warfare Nurse Corps Insignia
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に、オークの葉っぱが配置されている。
    Surface Supply Corps
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に軍艦とSupply Corpsのマークを配置したもの。
    Enlisted Surface Warfare Insignia (ESWS)
    銀色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に軍艦を配置したもの。
    Command-at-Sea Insignia
    金色の徽章。錨の上に5頂点の星が付き、上には6つの星がついた旗が付いている。
    Command Ashore/Project Manager Insignia
    金色の徽章。楕円形の月桂冠の輪の上に三又の武器がついている。
    Small Craft Insignia
    金色の徽章。楕円形の月桂冠の輪の上に三又の武器がついている。
    Craftmaster Insignia
    舵輪と交差した錨がついた図案。
    Special Operations Insignia
    金色の徽章。大洋の波と二本の交差した剣の上に軍艦をおき、機雷と潜水ヘルメットが配置されている。
    Special Warfare Insignia (SEAL)
    金色の徽章。錨の上に鷲をおき、その鷲は錨と垂直に交差した三叉と銃をつかんでいる。
    Special Warfare Combatant-Craft Crewman (SWCC)
    銀色の徽章。大洋の波と交差した剣と銃の上に特殊船舶をおいた図案。
    Seabee Combat Warfare Specialist Insignia (SCWS)
    金色と銀色の徽章。葉っぱの上に錨と蜂と交差した剣と銃がおいてある。
    Basic Parachutist Insignia (PJ)
    銀色の徽章。開いたパラシュートと両側に上向きの翼がついている。
    Naval Parachutist Insignia (PJ)
    真ん中に開いたパラシュートが付いており両側に翼を広げた金色の徽章。
    Diving Officer Insignia (DV)
    金色の徽章。二匹のタツノオトシゴが真ん中の潜水ヘルメットを向いている。2本の三叉がヘルメットから生えている。紐の結び目が胸の上におかれる。
    Diving (Medical) Insig-nia (DV)
    Diving Officer Insignia (DV)と同じだが、胸あてにヘルメスの杖がおかれている。
    Master Diver Insignia (MDV)
    Diving Officer Insignia (DV)と同じだが、銀色の徽章になる。
    Diving Medical Technician Insignia (DV)
    Diving (medical) Insigniaと同じだが、銀色の徽章になる。
    First Class Diver Insignia (DV)
    海蛇に囲まれた潜水ヘルメットの図案の銀色の徽章。
    Second Class Diver Insignia (DV)
    潜水ヘルメットと胸あてのついた図案の銀色の徽章。
    Scuba Diver Insignia
    銀色の徽章。ウエットスーツと潜水めがねと呼吸用器具のついた図案。
    Basic Explosive Ordnance Disposal Warfare Insignia (EOD)
    銀色の徽章。盾の上に普通の爆弾と4本の稲妻が描かれ、月桂樹の葉で囲まれている。
    Senior Explosive Ordnance Disposal Warfare Insignia (EOD)
    Basic EODと同じ。ただ、爆弾の真ん中に星がついている。
    Master Explosive Ordnance Disposal Warfare Insignia (EOD)
    Senior EODと同じ。ただ、盾の上に月桂樹で囲まれた星がついている。
    Deep Submergence
    金色か銀色の徽章。三叉の上にトリエステを配し、その周りをイルカで囲っている。
    Integrated Undersea Surveillance System
    金色か銀色の徽章。波頭の上の地球の上に三叉とタツノオトシゴがついた図案。
    Fleet Marine Force Officer Insignia
    よく磨かれた金色の徽章。鷲・地球が交差した錨の上についている。2丁の交差したライフルが背景の砂浜に寄せる波の上についている。大陸とライフルは輝く銀色のハイライトがついている。
    Fleet Marine Force Officer Insignia (Chaplain)
    説明なし
    Fleet Marine Force (FMF) Enlisted Warfare Specialist Insignia
    銀色の徽章。鷲・地球が交差した錨の上についている。2丁の交差したライフルが背景の砂浜に寄せる波の上についている。
    Naval Reserve Merchant Marine Insignia
    USS CONSTITUTIONを元にデザインされていたものを、1938年に現在のものに改めた。羽を広げた鷲が盾の上に載っており、交差した錨が付いている。底辺に"USNR"の文字が付いた巻物がついている。

    1. この徽章は以下の場合に付ける。

      1. あらゆる大きさの船を操船できるU.S. Merchant Marine Officer Licenseを保持している士官。

      2. U.S. Merchant Marine Officerで海軍予備士官でもある人間が、U.S. Merchant MarineかU.S. Maritime Serviceの制服を着用するとき。

      3. Merchant Marine Reserveであるとき、あるいは、USNRの候補生のとき。

  4. 名札について

    1. 名札(Nametags)は、右胸ポケットの中心に合わせ、0.25インチ上の位置につける。右胸ポケットの付いていない制服の場合、名札は左胸の略綬を付ける位置に相当する場所に付ける。名札は長方形で、縦横それぞれ、1インチ・3-1/2インチを越さないこと。また名札は各部隊毎に任意の色・デザインにしてよい。

    2. 革製のネームタグ(Velcro Backed Leather Nametag)は、無地の2インチ×4インチの大きさで、黒の革製。名前・階級・所属を士官・下士官の場合は金で文字入れし、水兵は銀で文字入れする。文字はブロック文字、0.25インチの高さ。徽章をつけていいのは一つだけで、複数は認められていない。金色か銀色の徽章は名前の上に付ける。

※画像はU.S Navy Uniform Regulationsより転載
※文章はU.S Navy Uniform Regulationsより抜粋

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