C62の動力換装
作成日:2019/4/13
更新日:2022/2/7

お気に入りのKATO東海道型C6218がついに動かなくなりました。

記録を漁ったところ、2016年6月以降不調なのがわかりました。都度調整をしているのですが、結局まともに動いていなかったのです。モーターが動かないとかではなくて、通電の問題です。
それで調整をするつもりでしたが、諸先輩方がやられている最新の動力へ換装、というのもやってみたかったので、これを機に試してみる事にしました。

C62の動力交換は、この記事を含め三回にわたりご紹介しております。

  一回目:C62の動力換装(本記事)

  二回目:C62の動力換装 その2

  三回目:C62の動力換装 その3
動力はここから取りました。何とも勿体ない気がしますが、Assyの動力の値段がそれなりにする事・動力以外に何のパーツが必要なのかわからなかった事から、思い切ってこちらを使いました。

もちろん中古品を必死で探しました。結局違いは動力ユニットと、テンダーを繋ぐドローバーの二点で、それ以外はそのまま使える事がわかりました。
製品の流用に抵抗がある私は、今後Assyにするつもりです。
動力ユニットと、テンダーを繋ぐドローバーの二点で、それ以外はそのまま使えます。
Assyパーツもそこを意識しているのかわかりませんが、動力ユニットとドローバーで1セットとなっておりました。
改造の細かい手順は、諸先輩方のページの方がよほどためになるので、ここでは触れません。私が良くわからなかった部分を補足的な感じで書いておきます。

まず、ランボードは、動力ユニットとランボードの隙間にピンセットを差し込み、テコの要領で外せます。
動力ユニットは分解せず、そのまま荒いやすりでけずります。念のため、削りかすが入らないよう、マスクしておきました。
ボディの煙室扉がはまる部分の下を、デザインナイフであらく切り取ります。動力ユニットとの干渉を避けるためです。
ライトユニットの導光材の両脇も、デザインナイフで薄く何回にもわけて切り取り、幅をつめておきました。
デフ回りは、常磐型に合うよう、余分を切り取ります。大ざっぱで大丈夫でした。終わったら、動力ユニットにはめて見ます。多分きっちりと気持ちよくはまる事でしょう。
テンダーも連結してこれで終わりです。煙突はあれこれ考えた末、ボンドで固着し前照灯のON/OFF機能は諦めました。

パッと見はなにも変化がないですが、従台車の上の隙間がわずかに新動力になっている事を示しています。よく見るとランボードがずれていますね、おいおい直します。当たり前ですけど、とても調子よく走ってくれるようになりました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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