KATOのナハネフ23
作成日:2020/4/12

KATOの20系基本セットが、最新の仕様でリニューアルされました。ナハネフ23の車掌室部分がどのように表現されるのか楽しみにしていましたが、実際、なかなか良い雰囲気です。
そこで、さっそくAssyパーツを買って、手持ちの中間緩急車をアップデートしてみることにしました。
もともとはこんな感じです。
特に右二両の、ナハネフ23とナハフ21は初期ロットなので、巨大なライトケースがドンと見えています。左端のナハネフ21は割と新しいロットなので、ライトケースがあまり目立たないように改良されていますが、車掌室の表現はありません。
もともと、画像の三両ともにスハネフ14のパーツを使って、ボディマウントカプラーに改造していました。
ナハネフ23の室内をくらべてみました。基本的にライトケース部分以外はあまり変化がないように見えます。
・・と思っていたら、室内に旧ロットにはない、謎の出っ張りがついていました。
特にその出っ張りがなくても、組み合わせに問題がなさそうだったので、ライトケースのみ交換しました。床下は、これもナハネフ23用のボディーマウントカプラーに交換しました。
室内の謎の出っ張りは、どうやら光漏れを防ぐためについているようですが、気にせず、古い方の室内を流用しました。
そのままパチパチと組み立てておきました。ちらっと見える電話機が良い感じです。
次はナハネフ21を見比べてみました。
中間緩急車では、この時点で最新ロットになる、日本海セットのものです。ライトケースの表現はおとなしくなりましたが、車掌室の表現はされていません。また、寝台のピッチが違うため、ライトケースを入れ替えれば済む、というわけでもなく、少しやっかいです。
ライトケース部分を見比べてみました。構造に大きな変化はみられず、寝台の位置が違うだけ、のように見えます。
以前、ナハネフ20のAssyを使って、ナハネフ22をアップデートした時は、見えなかったので誤魔化せました。しかしナハネフ21では、寝台の位置が違うのが外から丸見えになるため、前回と同じやり方は使えません。

仕方がないので、ライトケースを切り継いでニコイチにしました。
画像を取り忘れましたので、いきなり完成です。手前が不要パーツです。
最後にナハフ21です。これもナハネフ21とやり方は同じです。ライトカバー部分をニコイチにしました。
今ナハフ21が再販されたら、ライトケースの座席表現がどうなるのか、ちょっと見てみたいと思いました。
ナハネフ21とは違う場所で切り継ぎました。接着部が雑ですが、見えない場所なので、大丈夫です。
同じような画像ばかりで恐縮ですが、組み立てました。手前が不要パーツ。
それぞれ点灯するとこんな感じ。雰囲気はぐっとよくなりました。
これで、改造は完了しました。運転会でお披露目する日が楽しみです。
この20系も、リニューアルされてから20年が経つとの事。私の手元にある20系は、ほとんどがその20年選手、という事になります。よく見るとホロ枠も変わっていたのですね・・(←しみじみ書いていますが、自分で改造していたみたいです)。時が流れるのは早い、と改めて感じました。

これで、この記事は終わりです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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