スハ44・スハフ43 10
作成日:2021/4/17

以前から作りたかった、青15号に塗られたスハ44とスハフ4310番台をまとめて作成しました。考えてはいたけどいつまでもやらない、という毎度の展開でしたが、ついに重い腰をあげたわけで、これには理由があります。
きっかけはこれ。7年ほど前に旧製品を改造して作った(とは言っても、塗り替えただけですが)ものです。先日、用があって分解する事になったのですが・・。
プラスチックが劣化していたせいか、力の入れすぎのせいかわかりませんが、爪が三か所も破損してしまいました。
しかも分解した時点では気づいておらず、元通りに組み立てようとして、どうしても爪がはまらずに苦労した結果、ようやく爪が無くなっていることに気づくという体たらく。
過去の経験から、爪は二か所までは破損しても、何とかボディを固定できるのですが、さすがに三か所壊れたら元通りにはなりません。接着剤で固める事も考えてみたのですが、メンテに不安があるので、思い切って作り直す事にしました。
今回はスハ44を三両用意しました。中古市場でも値段がこなれているので、ありがたかったです。一番上にあるナハのボディも今回の工作に使います。
ドアを交換された車両があったので、そちらも再現してみました。まずはドアをくりぬきます。
交換するドアはナハのボディから切り出しました。一つのボディから四枚取れますので、二両のドアを交換する事にします。
きっちりはまるようにやすり掛けをして、はめ込んでみました。私の腕ですと、どうしてもがたがたしてしまうのですが、何とか見られるくらいになりました。
ここからは、スハフ4310番台作成の為の工作です。まずはテールライトパーツを付けます。
窓を切り出したプラバンで埋めました。隙間はパテで埋め、やすり掛けしておきました。埋めた窓のガラス部分は当たらないように削っておきます。
テールランプのケースは、プラバンからそれらしく作りました。レンズは、使わなくなった20系の床下から適当に切り出して使っています。
テールライトのユニットは手元にあるののものを短く切り、リード線をはんだ付けして使います。
テールライトユニットの点灯テストです。ユニットが薄くなって組み込みが楽になり、助かります。
ライトカバーは、プラバンで適当にディテールを追加しておきました。
車体の改造が一通り終わりました。画像のようにそれぞれ違った車両になりました。
塗料はGMの青色15号を使いました。車体を塗り終わったら、ドアを交換した二両の窓枠を銀色で塗り分けます。小筆でチマチマ塗るわけですが、これ難しいのですよねえ・・。ある程度で妥協せざるを得ませんでした。最後にインレタを入れ、クリアーでコーティングして車体は終わりになります。
最後に窓ガラスを入れます。交換したドアの部分はそのままでははまりませんので、切り離して別々に入れてあります。
屋根・床下を組みたてて完成です。気になっていたテールランプはこんな感じです。ちょっと暗いようですが、おいおい修正しようと思います。今回の工作のおかげで、銀河を編成出来ることになりました。是非走らせてみたいです。

以上でこの記事は終わりです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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