スロネ30 3Dプリンター
作成日:2017/10/17

以前、急行彗星を模した編成を揃えました。手持ちの余剰車両の活用と、KATOの茶つばめとの共演をもくろんでの事です。必要な車両のうち、どうしても手に入らなかったスロネ30のみは、キットを組み立てました。金属製品で確かイエロートレイン製品であったと記憶しています。
そのスロネ30も、うまく組み立てられない作者の腕のせいと、経年とでヨレヨレになってきました。本当によく頑張ってくれましたが、そろそろ代替えの時期のようです。塗料も剥がれてきたので、3Dプリンターを使って作り直すべく、データを試作しましたので、ご紹介いたします。

・・結論から言うと、うまく行きませんでしたが、その顛末をご笑覧ください。
今回ははじめての試みとして、室内もあわせて作成しました。また、側板を交換するのではなく、車体そのものを組み立てられるように、作ってみました。

いつものとおり、データは123Designを使って作成しました。前回オハユニ71を作ったので、その時の経験も活かしました。オハユニ71は、窓の位置が全体的に低くできてしまったので、そこは調整しました。
実はこの時点で大きな失敗をおかしていたのですが、本人はまったく気づいていません。

妻板と屋根を支える板も作成し、車体が箱型に組みあがるようにしてあります。種車があれば、車体のみ交換してすむようにしたかたのです。出来上がったデータはそれなりに良くできていました。この時点で、すごく盛り上がりました。

この時点でのやる気ゲージ Min ■■■■■ Max
パーツを洗ったあと、よく見ると、妻板が一枚足りません。シャワーで洗った際に一緒に流してしまったようです。一体何やっているんでしょう・・。

ちなみに、後にお風呂場の排水口から無事救助されました。良かった良かった。

この時点でのやる気ゲージ Min ■■■■■ Max
妻板と屋根のカーブがあいませんでした。ここをぴたっと合わせるのは、元々難しい部分と感じており、最悪試作しなおすくらいの気持ちがあったので、まあ、こんなものかと思いましたし、これくらいの隙間なら目をつぶれるな、と考えていました。若干ダメージがきました。

この時点でのやる気ゲージ Min ■■■■□ Max
屋根をはめてみたところ、妙に浮き上がるので(画像左)、どこかがあたっているのか、散々調べた結果、少し車体長が短い事がわかりました。トイレ側をそろえたら、ドア側が約0.8ミリ短かったのです。これでは屋根はキチンとはまりませんね・・。結構ダメージがきました。

この時点でのやる気ゲージ 
Min ■■■□□ Max
窓割り、間違えました。トイレ側は、小窓二個なのに、左右対称に作ってしまいました。室内で、トイレの仕切りを作っていたら、多分おかしいと気づいたはずなのに、見えないからと省略したのが運の尽き。かなりのダメージです。

この時点でのやる気ゲージ Min □□□□□ Max
・・どうしようもない。

・・という事で、作り直しが決定です。
ですが、失敗ばかりではなくて、室内は、ほぼうまく行きましたので、このまま使います。KATOの製品のように、軟質のプラスチックではないので、はめるときに、パキッと割れそうで怖いですが、それ以外は問題ありませんでした。
また進展があれば、記事にします。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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