14系座席車
作成日:2023/8/31

たまにあることで、買ったはいいけどほったらかし、というのがあります。

他の方はどうかわかりませんけど、私はたまにそういう事をやっております。以前、お召列車 旧1号編成の記事で、長年放置していた車両に、手を入れました。今回も同じような内容ですが、新しい・古いで言えば、”お召列車 旧1号編成”より、もっと古い(=長く放置)かも。

何に手を入れるかと言えば、KATOの14系座席車です。単品売りされていて、中古で買ったものですが、これまた20年くらい塩漬けになっていました。買ったは良いけど、使い道もよくわからず放置されていた、というわけです。
いつまでもほったらかしもまずいな、と一念奮起して、手を入れる事にしました。で、分解してみると、尾灯類は懐かしの麦球が出てきました。ですので、LEDに交換する事にします。
基板をそのまま使えるので、作業は楽でした。ダイオードは、定電流ダイオードに交換し、電球はLEDに交換すれば、元通りポン付け出来ます。
室内は、簡単に塗装し夕庵式室内灯を、取り付けておきます。
いつもは、室内灯の足に、銅線を使っていますけど、今回は、薄い銅板をはんだ付けしてあります。
純正の室内灯を差し込む部分は、あらかじめ切り取っておきます。そこに、うまく収まるよう調整しました。
線路に乗せて、点灯する事を確認しています。
最後に、導光用のプラ棒を固定して、室内は完了となります。
点灯すればこんな感じ。車掌室まわりの室内が、スッカスカなのが気になりますが、こういうものですよね。こういう所に手を出すと、いつまでたっても終わらなくなる危険なパターンになります。すっぱり諦めます。

ちなみに右側の画像が、最新の製品の見栄えです。
ここで一旦終わり、でも良いのですけど、最新の製品と見比べてしまったので、もう少しだけ、手を入れる事にします。
車端のカプラーを、ボディマウントタイプに交換します。使うパーツはこれ。
本来、床下に取り付け穴がついているので、そこに爪をはめ込めば良いのですが、今回は使えません。爪はばっさり切り落とします。
土台となっている板の一部を切り出します。これは、トレインマーク変換用のネジを操作するためです。ネジの位置が違うので、元々ついている穴は使えません。
こんな感じで、元々の穴が見える状態になるように、切り落とすわけです。
ゴム系の接着剤で取り付け、クリップではさんで、固着するまで待ちます。
若干の無理やり感はありますけど、トレインマークの変換は出来るようになります。見た目もそれほど違和感がないので、これはこれで良いかと思います。
モールドされているジャンパ栓の場所に穴を開け、Assyパーツのジャンパ栓を差し込んでおきました。
最終的にこのような感じで着地しました。最初の状態より今時感が出たかな、と自画自賛。

この記事は以上となります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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