キハ80 準備編
作成日:2024/3/29

KATOの16番キハ80系を、迷いに迷い、悩みに悩んで買いました。以前から気になっていたものの、手を出す勇気もないまま月日が経っていましたが、大きい方も見てみたいという欲求に勝てず、ついに購入にふみきりました。

買ってみての第一印象は、大きい!の一言につきます。また、ユーザー取り付け部品が多く、作業を平行して進めると、またぞろ途中で放り出しっぱなし、という事にもなりかねないと考え、今回も東武6050でやったように、一定の目標単位で作業を進めていくことにします。

今回手を入れようと考えているのは以下。
  1. ユーザー取り付けパーツを取り付ける
  2. 室内灯をつける
  3. 室内の色入れをする
  4. ドアやルーバーに墨入れする(やるかどうか思案中)
  5. 車体に煤煙をつける(やるかどうか思案中)
まずは、1.)の全車に付属パーツを取り付ける工程から行う事にしました。これがないと始まりません。
様子を掴むために、キハ80から手を付けてみる事にしました。 付属パーツを取り付けると言って、これだけのパーツがゾロっと出てくると、見なかったことにしようか、とためらいが生じます。
気を奮い立たせて、このタンクから取り付ける事にします。
客室扉側はステップがあり、そのまま取り付けるのは少し面倒です。カプラーを外して、タンクを取り付けておきました。
次は屋根パーツにうつります。ニッパーで切り離してもいいのですけど、一部パーツは手でもぎったほうが、簡単で綺麗に切り離すことが出来ます。
ベンチレータ―は、デザインナイフで切り出して、取り付けておきました。
ジャンパ栓や油圧ダンパーも、デザインナイフで切り出して取り付けます。ピンセットでつまんだ途端に飛んで行ってしまわないように、注意します。私は二個ほど飛ばしてしまい、行方不明です。
反対側のサイドにもパーツを取り付けた所です。ホース付きのジャンパ栓が固くて、はめ込むのに苦労しました。ホース部分は、色を塗り分けた方が、雰囲気が良くなる気がします(今回はやらない)。
最後にインレタ類をはるわけですが、説明書に参考の車番が記載されていますので、こちらにのっとり大ムコ所属の車番を選びました。このような資料は本当にありがたいです。
説明書を参考に、位置を決めて転写しました。
(※はじめての方にはお勧めできません)

インレタがくっつきにくい時は、ろうそくでバーニッシャーを温めてからこすると、くっつきやすくなる事があります。あまり温めすぎると(熱くし過ぎると?)車体が溶けるので、気を付けて作業します。
これで一通りの作業が終わりました。はじめて、という事もあり、結構時間がかかりました。
続いてキハ82にもパーツを取り付けます。キハ80に比べ、取り付けパーツがさらに増えて、ますます気力が萎えます。

先頭に取り付けるジャンパ栓のホースは、あらかじめ黒が着色してあります。これはありがたい。
やっている事はキハ80と同じです。手すりは金属に置き換えるか悩みましたけど、付属のパーツを付ける事にしました。

ワイパーだけは、少しオーバーに見えるというか、悪目立ちするので、トレジャータウン製のパーツに置き換える事にしました。
付属のワイパーパーツを差し込み、根元を切り落として、そこに0.4ミリのドリルで穴を開けました。本当は、ちゃんと穴埋めした方が良いのですけど、手抜き作業です。
またホース付きジャンパ栓は、はめるのが一苦労なので、ボディを外して作業しています。
キハ82にも、一通りパーツを取り付けました。パーツが付くと、ぐっと生き生きしてくるので、ワクワクします。この彫りの深さはとても良いですね。Nゲージでは出てこない部分と思います。
一方で、大きい模型の宿命とでも言うのか、バランスをとるのがNゲージよりも難しいのかな、とも感じます。貫通扉のHゴムの太さや、運転席の窓ガラスが妙にひっこんで見えるあたりは、特に気になっています。Nゲージだと、まアこんなものかな、で済む事だと思うのですけど。
キハ81にも、一通りパーツを取り付けました。キハ82と同じく、ワイパーをトレジャータウン製に置き換えてあります。
これで走らせることが出来るようになりました。これからも手を入れていきますが、この記事は一旦終わりになります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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