クロ480 0
作成日:2023/4/27

クモハ485 100クモハ485 0に続き、クロ480の作成記録です。同じタイミングで作成していたのですが、記事にするのがすっかり遅れました。
この形式は実物同様、サロの車体に運転席を取り付ける、という事にしました。改造の元になる車体の切断位置を検討し、マスキングテープで印を付けます。
クロとサロの車体を、レザーソウでバッサリ切り離します。
切り離した運転台と客室を接着し、隙間はパテで埋めておきました。
屋根は元々のクハのものを使います。クーラー・ベンチレータ―は全部削り落とし、平坦に仕上げておきました。後ろにうつっているのは、参考のサロです。今回はキノコ堅クーラーのついたタイプにしてみました。
クーラーやベンチレータ―は、Assyパーツを用意しました。
クーラー・ベンチレーターは屋根に直接接着しておきました。ガイドがないのでまっすぐ歪みなく付けるのに苦労しました。
室内をどうするかは悩みどころです。何もしない、色だけそれっぽく塗って済ませる、という事を真剣に考えていましたが、さすがに手を抜きすぎかな、とも思います。結局、運転室部分はクハのもの、客室部分はサロの室内を改造する事にしました。
とはいえ中間車と先頭車では、構造が違うためポンっと簡単につけるわけにはいきません。あれこれ考えた末に、プラバンでかさ上げして裏をえぐる事にしました。
一ミリ厚のプラバンを通路と座席間に貼り付け、その後リューターでえぐって、オモリやライトスイッチが入る部分の逃げをつくります。

と、文章では簡単ですけど、結構時間がかかりました。
ライトスイッチが入る部分は、不要の座席の背もたれ部分を貼り付けておきます。
改造が終わったら、ざっくり手塗りで色を入れます。そうすれば、細かい所はあまり気にならなくなるかな、と。
運転室部分と客室部分で少し隙間があいていますけど、取り付けるとこんな感じになります。
一通りの工作が終わったら塗装です。完成するとこんな感じ。
クモハ485 100クモハ485 0の製作記でもふれていますが、再塗装を行いました。塗料違いや工作のアラが気になっていたものですから。いつもながら塗りなおす前の方が良かったかも、と思ってしまうのはなぜでしょうね。

とは言え、完成すれば愛着もわきます。多少合いが悪いとか、帯の乱れというのもこれも味。おおいに遊ばせてもらいます。

以上でこの記事は終わりとなります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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