EF58一体型鋳綱製先台車その2
作成日:2023/6/27
更新日:2023/7/20

前回作成したEF58一体型鋳綱製先台車は、どうもバランスが悪く、見た目もよろしくない、という事で再度作りなおしました。
下にダレて見えるのを調整するのが主な目的です。
全体を0.2ミリ引き上げ、軸受けも小型に修正したデータを出力してもらいました。今回は普通に色もつけない状態です。バランスは直感で決めておりまして、何の根拠もありません。
なお、台車の上に映っている小さい3連のプレートは、日立の楕円形の銘板です。果たしてどのくらいの精度で出力されるか、お試しでやってみました。
以前C57 11でナンバープレート類を出力した事があったので、ある程度は表現されるのではないか、という期待がありました。
サーフェーサーを軽く吹きました。今回も割と綺麗に造形されており、一安心です。
製造銘板はこのような感じです。言われてみれば、日立の銘板に見えなくもない、という程度のつぶれ具合となりました。とは言え、幅2ミリ程度しかないものなので、そう考えるとよく形が出ているもの、と感心しました。色を塗って、銀をドライブラシの手法で載せてあります。
ベッと色を塗ってしまえば、あまり違和感がなくなります。ちなみに下処理は一切行っておりませんが、軽くペーパーをかければもう少し見栄えが良くなると思いました。
交換して見比べている所です。左側が最初に作ったもの。右側が今回作ったもの。基本的な造形に変更はなく、全体的に少し上に引き上げ、軸受けを小さくする、という修正です。もう少し上にあげてもいいかもしれませんが、当初気になっていたダレた感じは、解消されたのでよかったよかった。
交換が終わった全体像はこのような感じです。前回に比べ大分バランスよく仕上がったので、満足しました。ますます活躍してもらいましょう。

これでこの記事は終わりとなります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
追記です。

その後、半日程度走らせてみましたが、特に走行に支障は無く普通に走ってくれました。走行に直接関わるパーツですので(脱線しやすいとか車輪が外れるとか)心配していましたが、無事に走ってよかったよかった。なお背景が見苦しくて本当にすみません。

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