KATOの20系床下交換その2
作成日:2024/5/30
そこで、ボディマウントカプラーに交換されているけど、無理やり付けた状態で最後まで残った、ナハネフ22・カニ22と、ナハネフ21・ナハフ21の交換用Assyパーツを入手して、置き換える事にしました。
画像のとおり、床板を少し削り、ゴム系の接着剤で貼り付けた、私なりの力作ですけど、きっちりした高さがでず、下に傾いたり、上に傾いたり、前々から気になっていたのです。
この作業により、またまた、大量の床下のあまりが出ますけど、仕方がないですね。
交換対象の6両です。写真を撮ったあとに、ナハフがもう1両あることがわかり、合わせて7両の交換を行う事になりました。
今回購入したAssyパーツです。山陰セットのオハフ45も含まれています。
まずはナハネフ22から。一旦分解したところです。一番下にうつっている床下を交換出来れば良いので、Assyパーツに含まれている、座席や集電板・おもり・ライト基盤は、不用となります。なんとももったいない話です。床下だけ売ってほしかったけども、そういうわけにもいかないのでしょうね。
せっかく分解したので、パーツを見比べてみています。
ライトユニットは、画像上が日本海セットで下が今回のライト基盤です。日本海セットが発売された際に、ナハネフ20のAssyに置き換えていましたけど、同じものが使われているように見えます。
ライトカバーまわりは、ナハネフ20のものを、無理やり付けていたので、寝台がおかしなことになっています。これも今回の置き換えで、正しい状態になりました。
室内は、購入時のパーツのままですけど、最新のパーツと比べても、特に違いがなさそうです。せっかく色差しをしたので、そのまま使います。
床下を交換し、ひととおり元通りに組み立てた状態です。上にうつっているパーツは、不要となります。やっぱり何だかもったいないなあ。かと言って、他に使える場所もありませんし。
カニ22は、Assyごとまるっと入れ替えました。室内に色入れ等は行っておらず、特に加工もしておらず、単に床下のみが違う状態だったので、今回は、入れ替えるだけですみました。
ナハフ21の床板は、ナハネフ23と同じものが使えそうなので、そのまま置き換えます・・のつもりが、ボディマウントカプラーのAssyが別途必要でした。あらら。パーツが届くまで、作業はお預けです。
そういえば、前回(⇒
KATOのナハネフ23)も、同じようにカプラーを後から追加で入手していた記憶があります。
不足分のパーツを入手したので(ナハネフ21用を入手しました)、気を取り直して、ナハフ21の工作を行います。
ライトケースにモールドされている寝台を、切り落とします。穴が開いてしまうので、プラバンを貼っておきました。
ライトカバーがあたる部分の座席モールドは、削っておきました。座面のモールドがわずかにカバーと干渉し、きっちりはまらないのです。
元通りに組み立てなおした所です。またまた、床下パーツのあまりが・・。
これですべての緩急車・電源車の床下を交換しました。20系もリニューアルされてから20年経ちました。前製品が約30年でリニューアルしましたので、その基準でいくと、ライフサイクルの2/3が過ぎたことになります。今見ても良く出来ているので、このまま息の長い製品であってほしいものです。
これでこの記事は終わりとなります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。